加圧トレーニングとは?
適度に血流を制限して行うトレーニング方法。加圧用ベルトを腕や脚の付根に巻き、各個人に合った適正圧を加圧専用器具で測定。各個人に合った適正圧をかけたまま、目的に沿ったトレーニングを行います。アスリートの筋力アップやリハビリ、モデルのシェイプアップやエイジングケアに広く利用されており、その人気は日本だけでなく世界各地に拡大しています。
加圧トレーニングの特徴
低負荷
最大筋力20~30%の軽いトレーニングで、最大筋力80%のハードトレーニングと同じ効果が得られます。
短時間
1回あたり約30分と、短時間で十分です。
短期間
毎回、その時の適正圧を測ることで、効率よく効果が表れます。
加圧トレーニングのメカニズム
加圧した状態でトレーニングすると、筋肉が騙されて必要以上に活動するため、持久力に働く遅筋と瞬発力に働く速筋が同時に使われます。その結果、筋活動の代謝物である乳酸の血液中濃度が激しく上昇します。この乳酸が刺激となって、脳下垂体から多量の成長ホルモン(通常の100~300倍)を分泌させます。成長ホルモンは、筋肉や骨の成長を促進し、代謝アップや体脂肪の分解に作用します。さらに、加圧後は血流抹消抵抗値が下がるため、血液の流れがスムーズになります。
加圧トレーニングの効果
ダイエット・ボディシェイプ
成長ホルモンが、脂肪を遊離脂肪酸とグリセロールに分解し流します。トレーニング後に、有酸素運動を行うと、より効率的に脂肪が燃焼されます。
美肌・エイジングケア
成長ホルモンの分泌で、カラダを活性化。肌にハリとツヤをあたえます。さらに、免疫力もアップします。
筋力アップ
遅筋と速筋を同時に鍛えるので効率よく筋力向上。低負荷トレーニングなので、カラダの負担が少なく、体力に自信のない方にも安心。
血行促進・コリ解消
毛細血管の隅々まで血流が循環して、血行を促進。また、血管の拡張・収縮機能が高まり、血管の弾力性が向上します。